戸建てにかかる税金の種類は？購入時・購入資金・住宅の保有にかかる税金を解説

戸建ての住宅を購入した場合に発生する税金の種類は、さまざまなものがあります。住宅の購入時にかかる税金・住宅購入資金の贈与にかかる税金・住宅の保有にかかる税金などがあるため、購入する前に税金のことを知っておくと節税にもつなげられます。

戸建てを建てる前にかかる税金について

戸建てを購入するときにかかる税金の種類はさまざまですが、住宅の購入時にかかる税金としては印紙税・消費税・登録免許税・不動産取得税というものが挙げられます。

印紙税は戸建てを買うときにかわす契約書に書かれている金額に応じて、印紙税を納める必要があります。印紙を購入して契約書に貼り、割印することで納税するという形です。

住宅を購入する際にも消費税はかかります。建物価格の10%相当を払いますが、土地は非課税です。登録免許税は、土地や建物の名義を法務局に登録申請する際に支払います。不動産取得税は、文字通り不動産を購入した際に課税される税金で、所得した際に一度だけ支払います。

住宅購入資金の贈与にかかる税金としては、贈与税と相続時清算課税制度があります。個人から財産をもらったときにかかるのが贈与税で、相続時清算課税制度と60歳以上の祖父母または父母が20歳以上の子供・孫へ生前贈与ついて、子供・孫の選択で利用できる制度です。

住宅の購入時にかかる税金・住宅購入資金の贈与にかかる税金など、住宅を購入する前や購入後にも税金はかかりますが、税金の種類はそれだけではなく住宅の保有にかかる税金もあります。

住宅の保有にかかる税金としては、固定資産税と都市計画税の2種類が挙げられます。固定資産税は土地や家屋などに対してかかる税金で、都市計画税とは市街化区域内に土地及び建物を所有している人に対して課税される税金となっています。

戸建てを購入することでさまざまな税金を支払うことになりますが、特例で優遇されることも多いです。ほとんどの税金に軽減措置が用意されているため、それを利用することによって節税することができます。

素人ではどのような軽減措置があるのか調べることは難しいため、利用したい場合には住宅メーカーなどの税金に詳しい人に相談することが良いとされています。住宅を建てる土地などで条件が異なるため、親身になって相談に乗ってくれる会社は信頼できるという判断にもつながります。

戸建てを建てると必ず税金は発生します。住宅は人生で最も高い買い物だからこそ、節税を行いコストを抑えるということも大切です。期限付きの特例も多いため住宅にあった対策が求められます。