業者買取向きの戸建てがある?むいている戸建ての特徴と買取業者の選び方

ライフステージや人生設計が変わると住んでいる戸建てを売る必要に迫られます。売る場合には不動産業者を利用しますが、仲介と買取という方法があります。仲介と買取の違いや買取にむいている戸建の特長、買取業者の選び方などを紹介して行きます。

よく理解されていない仲介と買取の違いについて

戸建てを売るときには不動産業者に依頼し、仲介で売るのが一般的です。仲介とは媒介契約を結び、不動産業者が査定して売り主の希望額を聞き、すり合わせて販売価格を決定します。その後不動産会社はDMやポスティング情報誌の掲載に、ホームページに物件紹介をアップし、買主を探します。

一方、買取とはそれに特化した買取業者が、査定してその査定額で直接買い取ってくれることを言います。これを即時買取と呼ばれています。大きな仲介と買取の違いは、誰が戸建てを購入するかというところにあるといえるでしょう。買取業者が直接買うので、周辺の人に知られずに売却できるメリットもあります。

仲介手数料もかからないのでコストをかけずに売却できるのも魅力的な点です。だが仲介は希望する高値で売れますが、買い取りは市場相場の二割から四割前後は安く買取業者に買い叩かれてしまいます。こうした特徴やメリットにデメリットを把握した上で、どちらの売り方を選択するか吟味しましょう。

買取にむいている戸建の特長や買取業者の選び方

買取にはそのほかにも様々なメリットがあります。それは契約不適合責任の免責があるのです。老朽化が進んで水漏れが起こしやすい、排管のつまりが見られる、床が抜け落ちそうなほど傷んでいるなど、仲介では瑕疵担保責任があって申告してから売りに出さなければなりません。

このような瑕疵があると、仲介ではほとんど売れることはありません。だがこうした瑕疵があっても契約不適合の免責があるので買取では、買取業者が買ってくれるわけです。つまりこうした築年数がたって問題の見られる戸建ての売却に買い取りは向いています。

さらに心理的瑕疵といってその家屋で自殺者が出た、火事の犯罪被害に遭った、ローン返済が出来なくなってしまったなどいわゆる事故物件の売却にも向いてます。買取業者を見つけるには、一括査定サイトなどで複数社から相見積もりを取って机上査定してもらうと、業者選びの比較検討がしやすくなると言えます。

買取りの売却の特徴と向いている戸建て物件とは

買取りという方法とは、短い期間で売却でき契約不適合の免責があることがメリットです。そのため買取にむいている戸建の特長は、事故物件や現金化を急ぐ戸建てであるといえるでしょう。買取業者の選び方は、一括査定サイトで業者を選ぶのがお勧めです。